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人間の徳:知性、勇気、謙虚、正義

 株式会社Well-Beingでは、障害者の方を集団活動と就労に導き、ノーマライゼーションを実現することを目的としています。人がよく生きていくためは、社会の努力も必要ですが、本人自らも努力する必要もあります。筆者は、知性、勇気、謙虚、正義が重要な徳を身につけることが不可欠であるとしています。

 

 まず、知性とは、理解、分析、判断し、適切に行動する知的能力です。単なる知識の量ではなく、経験から学び、問題に対処し、変化する状況に適応する「考える力」や「智恵」を指します。単なる知識があるばかりでなく、感情をコントロールできるばかりでなく、より適切に対応することも重要だと思います。人は努力によって、「知性」を高めていくことができます。

 

 次に勇気です。勇気とは、危険や困難に立ち向かう精神力で、それによって自分を向上させ、社会に利益を与えていく気持ちを高めていくことです。また、自分が間違えたり、失敗したりした時は素直に認め、改善していくことも勇気です。

 

 三番目が謙虚です。他人に敬意をもち、自分はまだまだ知らないことが多いということを認識しておくことです。そして、人を裁いたり、悪口を言ったり、序列をつけないことです。他人が反論できないように、自分の意見を強く主張し、一方的に価値観を押しづけないことも重要です。また、他人から承認を求められた場合、ある程度は許容することも望まれます。

 

 最後が正義です。理想を前提として、そうでない現実を批判することはよく見られることですが、このような正義は受け入れられません。正義とは、社会、他者、自分自身にも利益をもたらし、害を与えないことであると思われます。なお、利益とは、地位、名誉、お金をもたらすことではありません。利益が与えられる行為とは、「行ってもらったこと」、「語ってもらったこと」に対し、自然と感謝の念が起こりうる行為です。他人が間違ったことをしても、その人が反省できるように庇うことも利益を与えているといえます。(馬場園 明)

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投稿日:2026年04月27日